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日本でも流行っているけれど、普通の健康診断では見つけることが難しいとされる側弯症。女子に多いらしく、その原因はいまだに分かっていません。側弯症という病気を知らない人も多いと思います。この病気について自身の体験を通してお知らせしたいと思います。

<プロフィール情報>

【ペンネーム】飛ぶ教室

【年齢】34歳(女性)

【出身】福岡県

【肩書き】専門学校非常勤講師

1)側弯症とは?私の症状について

【1】当時の生活

当時、和菓子屋の販売員として勤めていました。基本立ち仕事でしたので、一日の終わりに気分転換にと、バレエを始めたのもこの頃からです。週に3回通っていました。母は、再婚していて家が遠くになったので、たまに会いに行くようにしていました。小さい妹とは休日によく遊ぶようにしていたし、散歩や、ドライブに連れて行っていました。

【2】側弯症との出会い

バレエを始めて2年目くらいだったと思います。「姿勢がおかしいから」と講師から専門の病院に行くよう勧められました。大きな病院でレントゲンをとってもらってはじめて、自分が「側弯症」という病気なんだということを知りました。思春期から発症し、背骨が、らせん階段のようにねじれながら湾曲していく病気です。

【3】側弯症の自覚症状

医師の話によると、湾曲が15~30度までは軽度だそうです。私は幸い経度ですみました。自覚症状はありませんでした。学校の健康診断でも見つからなかった病気です。おそらく小学校の時からすでに発症していただろうという事でした。子どもの頃、体は柔らかいほうだったし、全然気が付きませんでした。

2)側弯症の原因って何?行った対処方法

【1】側弯症の前兆

自覚症状などは全くなく、学校の体力測定の前屈なども普通の人くらいできました。曲がっているとはいっても、目視で確認できるほどの湾曲ではありませんでした。この病気自体、認知度がないので早期発見が難しいだろうと感じています。

【2】側弯症になる原因

側弯症は、女子に多いらしいのです。思春期のホルモン異常だろうとも言われています。いまだに原因は不明とされる怖い病気です。

【3】側弯症と診断を受けて

はじめて、この病気と診断を受けたとき、かなりのショックでした。普通の整骨院では、生活習慣が原因だから整体の通院を続ければ完治できる、ともいわれていたからです。側弯症はそもそも骨がねじれていくので、早期発見・早期治療が不可欠です。時間が経過しまってからでは遅いのです。

【4】とにかく姿勢を意識する

私の場合、習い事で偶然この病気を知ることができました。専門医師は「大人は成長期を過ぎているのでこれ以上悪化はしないだろうけど、予防に努めてください」と言われました。

・普段の生活で背中を曲げないようにする

・プールや何でもいいので体力が付く運動を心がける

・体重が増えると負担がかかるので気を付ける など具体的に医師から言われました。

体重計に乗る女性

3)病院で行われた治療方法・予防方法

【1】検査が確実にできる大きな病院を

最初、整骨院に通って治そうとしていた時期もありましたが、正直無駄でした。側弯症は曲がっていくその時に適切な処置が必要です。前から見たときと、横から見た時では、曲がっている印象が変わるので、立体的なレントゲンではないと見つけることができずに終わってしまします。側弯症の専門医がいる大きな病院に行くのが早道だと思います。

【2】側弯症の確認方法

触診では「両手を前に出してそのままかがむ」よう言われました。この時、正常な人は背中が丸いアーチ状なのですが、曲がっていると、どちらか一方の肩がぽこっと飛び出しているのです。私は、肺のある真ん中あたりが湾曲していました。レントゲンで見るとそれがはっきりとわかりました。

【3】病院からすすめられた予防方法

すっかり症状が進んでしまってからだと、やはり予防に徹するしか手はありませんでした。病院からコルセットを作ってもらい、装着して過ごした時期がありました。これは、呼吸が苦しくなるばかりで、あまり効果的とは思えずすぐに辞めてしまいました。

【4】誰でもすぐにできてお金もかからない予防方法

普段から、姿勢が曲がっているなと気が付いたら「姿勢を正す」毎日朝起きた時と、夜寝る前に軽い「ストレッチ」を心がけるなどして、随分と良くなったと思います。背中の痛みが残らなくなっていきました。あとは、意識して時間を作って、ウォーキングや趣味のバレエも今も続けています。これが一番の治療方法になっています。

【5】効果的なリハビリとは?

普段から「運動を心がけること」がリハビリになっています。体に変調をきたしたり、調子が悪い時などに定期的に検診を受けるなどして、予防に努めている程度で通院はしなくて済みました。

4)どんな風に病気と向き合って日常生活を過ごしている?

【1】側弯症は日本であまり知られていない病気

側弯症は、外国に比べて認知度が非常に少ない病気です。男の子より、女の子のほうに発症例が多くあります。男の子なら、なりにくいというわけではありません。男の子は、母親の遺伝が強く出るという話を聞いたことがあるので、女性で側弯症がある場合には、注意が必要でしょう。

【2】身近にいる人が一番最初に気付いてあげてほしい

あるお母さんは、習い事の先生から、子供が背中が曲がっていることを指摘されると大げさだ、と言ってまったく真剣に取り合わなかったそうです。その女の子は、誰が見てもわかるくらい、どんどん腰が大きく歪んできて、まっすぐ立とうとすると片足が浮いているくらいだったといいます。

大人になった今の姿は、普通にまっすぐに立てていました。その方は、「バレエの先生から、人生が救われた」と後に語っていました。

【3】なにも子供にだけ起きる病気じゃない

側弯症は、思春期を過ぎる頃までが一番注意が必要ですが、20~30歳のころ、症状が出たという話もありました。最近、呼吸が苦しい、幼いころ喘息を患っていた、という方は一度、詳しい検査を受けてみたほうがいいかもしれません。

側弯症はアレルギーと関連があるのか、喘息をもっていた子供に多いそうです。私も子供のころ喘息でした。

【4】生活習慣のポイント

普通の人と違うので、激しい運動やスポーツは向かないと思います。けれど、アスリートでも側弯症の人は結構いるようです。背中周りの筋肉を鍛えて、つねに姿勢をまっすぐ保つことが一番の改善・予防につながるので、毎日、ウォーキングは欠かせません。食べ物は気にせず、適量を毎日3食なんでも食べます。一日7・8時間眠るようにしています。

【5】治療費用とは?

今は設備もいいのである程度の病院の健康診断でも、レントゲン写真で確認ができると思います。それで多少気にかかったら、大きな病院での検診をお勧めします。

それでも保険が効くので、合計でも一万円でお釣りがきます。普通の健康診断だと5、6千円かかってしまいますので、市の集団健康診断が格安です。35歳限定で、一般健康診断が千円で受けられます。その他年代など、気になる方は一度、現在お住まいの市役所に問い合わせてみるといいと思います。

カルテを確認している医者とナース

5)側弯症を乗り越えて感じること

【1】現在の状況

仕事で疲れた時などには、背中が多少痛むような、つっぱるような感じはありましたが、現在通院はしていませんし、軽い運動を取り入れると痛みは和らぎます。普通に生活するぶんには不自由は感じていません。

【2】もしも重い側弯症になったなら

側弯症でかなり重度の場合、寝たきりで動けなくなった方もいるようです。やむをえず手術をしたけれど、背骨は、脊髄が通っているかなりデリケートな個所です。そこにメスを入れて、金属で固定したり、骨を削ったりしなければならない訳です。脊髄を損傷してしまい、一生自力で動けない体になってしまった人もいるのです。

【3】手術をしなければいけない?

側弯症は、本来ある場所をよけて骨が伸びている状態なので、隙間に余計な脂肪が付いたりします。そして、まわりの健康な内臓に圧迫をかけていきます。普通に生活しているだけで、呼吸器系や心臓にそれだけ負荷がかかっていきます。これが長年にわたってくると、心臓病や喘息、その他の病気のリスクが高まるのです。

【4】見た目も気になるところ

幼い頃ならまだしも、思春期を迎えた少年少女なら、自分の体系がどんどん崩れていくのは耐えられない苦痛と思います。皆と同じように、海水浴にも行けなければ、一緒に遊ぶこともできません。この頃の思い出作りはとても大切な時期です。その機会を一生奪ってしまうかもしれないので、その点でもきつい病気です。

6)同じ悩みを持つ方へ完治までに伝えたいこと

私も家族にこの話をしたところ、特に母には理解を示してはもらえませんでした。「だから、どうしたら治るの?」と。側弯症は、思春期頃に兆候があって、早期発見じゃなければどうしようもないこと、早めに見つかって、コルセットで矯正して長年かけて治すしか方法がないこと、大人になれば症状が悪化しないように予防していくしかないことなど、話しました。

家族は骨が曲がるなんて奇妙な病気なのを、認めたくないようでした。世の中には、本当にそんな理由で、自分の娘に手術を受けさせない親もいてしまうようです。だからといい、母から手術を受ける許可が欲しかったわけではありません。今のままでも十分やっていけているので。ただ、理解してほしかっただけでした。

まず、家族から理解してもわないことには、治療も改善も完治もできません。大人は自分で何とかできても、子どもはそうはいきません。私の場合は、バレエの先生が始まりで、自分で気付いて、自分で選んで、何とかしました。自分の病気を知っているのといないとでは、大きな違いがありました。まず「知ってよかった」そう思いました。

小さなお子さんがいる家庭では、お風呂上りに背中を触って見てあげる、また子供の異変に関心を持ってあげる、そんな些細な事から、病気の早期発見・治療と向き合っていけると思います。

まとめ

【1】側弯症という病気は特別なものではありません、いつ、だれに起きるかもわかりません

【2】自分の子供の小さな変化に関心を

【3】側弯症は原因不明の不治の病です

【4】特に思春期頃の女子に多い病気であるということ

【5】側弯症は早い段階なら元通りに治せるという事

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