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ある日突然、出勤中に泣き出しました。心療内科で「抑うつ状態」と診断されました。そこからさらに「ストレス障害」と付き合うことになり、今では2年経ちますが、こうして人に伝えられるところまで回復しました。私の闘病生活が参考になってくれたらと思います。

<プロフィール情報>

【ペンネーム】YURI

【年齢】30代(女性)

【出身】広島県

【肩書き】介護職員(障害者支援施設)

1)ストレス障害とは?私の症状について

【1】「ストレス障害」とはどのような病気?

精神ストレス・環境ストレス・身体ストレスなど、様々な要因で生活に何らかの支障をきたしている状態です。心身症として身体に現れる症状は、慢性の胃腸炎や頭痛、難聴、目まい、過呼吸などがあります。肩や首のこりなども関係してきます。

精神的な症状は、抑うつ状態・双極性障害(抑うつと躁うつが交互に現れます)・適応障害・パニック障害・メニエール病・不眠症・神経症・拒食もその一部です。症状は個人差があり、人によって異なります。

【2】症状の発症は33歳

気づいたときには、抑うつ・躁うつを一定期間ごとに繰り返していたのは自覚があり、何とかコントロールしていました。私が症状を自覚して、治療を決めて通院を開始したのは「33歳」です。

【3】職場は介護職員

老人介護支援施設から障害者支援施設へと人事異動になり、障害者支援で介護職員となりました。仕事内容も変わり、環境も変わりました。施設では、一応新人という扱いで夜勤はなく、早出と日勤のシフト制でした。休みは、連日出勤があったり、飛び飛びだったりの不定休でした。

私は今までストレス障害以外に、大きな病気もありませんでした。胃カメラを飲んでも、人間ドックでも異常なしでした。

【4】仕事から帰宅後、床に倒れる日々

通院当初は、服薬を拒否して、軽い抗不安薬や精神安定薬、気分の抑揚を穏やかにする薬で、もう限界であることが分からず仕事に行っていました。自身のことは何もできずに、帰って床に倒れる日々でした。

闘病を決めて休職して、治療に専念した時には病院以外どこにも出られないし、携帯も怖くてサイレントで見えないようにしていました。とにかく、死んでしまいたくて、楽になりたくて、日々床に転がって、頭の中を過去のすごい情報量が湧き出てくる感じで、何故かわからないですが泣いていました。

服薬による副作用もひどく、身体への負担は大きく、で生きたまるで死体のような日々が4か月以上続きました。服薬体が慣れてくると、また仕事に復帰しなければいけないと脅迫感のようなものが起こり、休職中でもリハビリと称し、職場に顔を出しに行って、手伝っていました。

でも、この時も躁うつであり、心身症や神経症との闘いだったと思います。休暇中なのだと気づいて、無理に活動することをあきらめて、すべてを自分のため健康になるために、今は時間を使おうと吹っ切り療養期間に入りました。

【5】原因は職場環境

悪質な職場環境です。人事異動にて、新しい職場となり、仕事内容も変わりました。当初からその部署の風潮もそもそも影響をしていたと思いますが、気づけば何を言っても、仕事も教えてもらえないほどの「無視」という状態が出来上がっていました。

【6】前兆症状は「泣く」

一番分かりやすく、でも気づきにくいのは何があったわけでもなく「泣く」という症状です。これがストレスが自分の限界を超えている、一番の兆候でした。あとは、慢性の胃腸炎・眠れないほどの腰痛・肩・首のこり・寝つきの悪さです。

看護師の手

2)症状への対処・検査・治療方法とは?

【1】とにかく状況を受け入れようとした

自分自身に「大丈夫」と声をかけるように気持ちを持って、とにかくその状況を受け入れて、慣れようという気持ちを持つくらいでした。

【2】気になる病院全てに直接電話

心療内科・精神科を調べて気になる病院全てに電話しました。心療内科・精神科は、どこも新規は数週間待ちと断られましたが、「それはつらいですね。数時間待つようになるかもしれないですがいらしてください」と言ってくださったのは現在の病院だけでした。

その後、念のため「その病院なら大丈夫」と評判を確認して、行くことにしました。検査内容は、問診と身体の状態を診るための血液検査です。

【3】専門医院での治療方法

カウンセリングと投薬治療です。あと、月に1度の血液検査があります。

【4】自分が特に効果を実感した治療方法

・服薬に頼ってもいいことを自分に言い聞かせること

・睡眠薬に頼ってでも、しっかりと睡眠をとることが一番大切

・身体の調子を無理強いして行動しないこと

・ある程度気力回復したら、自己リハビリを一歩ずつやってみること(ダメで元々)

・朝日を浴びて散歩する(頭を空にして、何も考えない時間と身体御動かしている自分を褒める気持ちを持つ時間になります)

・鍼灸治療 

以上のことが、私の回復を支えてくれました。 

3)自宅・職場ではどのようにストレス障害と向き合ったか

【1】理解しがたい病気

毎日、辛い症状でした。寝られないこと、動けないこと、食べられないこと、外に出ること、人に会うこと、情報を得ること、普通の人間が出来ていたことができないこと、それが辛いのです。

私は一人暮らしですが、実家は、1時間程度の位置にあります。目に見えない病はやはり理解しがたいようで、伝えてはいますがなかなか理解が難しいようです。正直、サポートといえるものはありません。逆に、普通に見せる必要ができてしまうので負担だったかとも思います。

【2】話をする時間を設ける

当初は何とか普通に接するよう心掛けました。「大丈夫」と口癖のように言っていました。職場の人間関係が作れるよう努力して、上司と職場環境について、そして現状について、月に1回話を持つ時間を作っていました。心配している方たちに、生きていることを伝えるために、SNSで写真1枚を時々も投稿していました。

【3】会社と相談しながら現在は休職中

休職して1年と4か月です。現在進行形です。回復期に入って、初めて転職も考えていますが、施設長と話し合い、今後の状況を確認して、復職にて様子を見ることにしました(部署は、心身ともにギリギリラインで異動しています)。

【4】自分一人ではないと気付く大切さ

当初、仕事環境の変化から、その場所に適応できなかった自分が悪いと思っていました。しかし、闘病生活1年半の時に「あれは、いじめだったね」と他人の言葉で聞かされた時に、気持ちの変化がでてきました。

自分ひとりが悪かった訳ではないことで、少しずつ気持ちの面で吹っ切れていきました。そのころから、安定期に入ってきました。

目覚まし時計とノート

4)日常生活で特に気をつけたポイント

【1】食事

補助食品に頼ってもいいので、ストレスを感じてまで食べないこと。先生に特に言われましたが、タンパク質を摂ることを心がけること。また、水分からでもバランスよく栄養を摂れるように、野菜ジュース、プロテイン、サプリメント(ビタミン・ミネラル)に少しお金をかけて、成分の良いものを選んで摂る事を続けています。

【2】睡眠

睡眠は、きちんと先生に状況を話してその時に合った処方をしてもらいました。本当にしんどい時は、日中でも服薬して脳を休めました。夜は早めの服用、就寝に心がかました。

【3】私が医師から勧められたこと

とにかく睡眠をとること・食べられなくても最悪プロテインでもいいのでタンパク質を摂取すること・少しずつ「する」こと(躁うつの時は行動が大きくなるので)。この3つを特に先生から、言われて過ごしています。

5)自分自身に効果的だと感じる治療方法とは?

【1】今まで試した治療方法

通院初期は、とにかく仕事に出ることが第一でした。薬は軽いほうがいい、気力で治せるものだと思っていました。ですが、気力じゃ治せません。脳がきちんと機能しなくなっているのです。傷病休暇中でしたが、無給でリハビリと出勤までする始末でした。

とにかく身体が少しでも動くようになってからは、人から良いと聞いたことは試しました。甘酒・瞑想・ヒーリングミュージック・室内ストレッチなど、今でも無理なくほどほどに続けています。

早朝ウォーキングで朝日を浴びること、整体・鍼灸・カウンセリングセミナーなど。気持ちよく続けて、お金は二の次に考えて、心も体も労わることを優先して考えるように自分と向き合いました。

【2】もっとも効果を実感できているのは信頼できる先生との「カウンセリング」

心療内科に2週間間隔で通院し、カウンセリングでその間の心境や状況の変化を定期的に伝えました。薬を調整しながら「自分の行動は大丈夫か」「自分が今どうしたいか」を定期的に聞いてもらいました。信頼できる先生と出会えたことで、どうするべきかを確認しながら、うつ状態・躁うつ状態を受け入れて生活することで病気に向き合っています。

【3】安定期に入ってから

安定期に入り、薬の減量している今でも症状は突然出ることもあります。常に感じる、体への違和感もあります。でも、病気と症状を分かって受け入れていたらそれなりに対応できていきます。

【4】治療費の実態

現在進行形で、大体の月費用です。

・心療内科通院・処方費:20,000円

・診断書等:1回3000円

・鍼灸院通院費:約8,000円

・カウンセリングセミナー費用:月5,000円

精神科・心療内科は、はっきり言って費用がかなりかかります。経済負担で通院が難しいとなったら、先生に正直に伝えてみましょう。自立支援手帳を発行してもらうことで、心療内科と処方代、診断書の負担はなくなります。

鍼灸は、外に出る一環として身体症状の軽減のためです。現在、回復期に入ってカウンセリングセミナーに通い始めました。

6)ストレス障害と向き合ってきて、いま感じること

【1】発症から2年経過した現在の症状の状況とは

人前や普段は元気にしていますが、一人のときや疲れた時には、日や時間によってひどい抑うつ症状が出ます。軽くなっていますが、頭痛・目まい・神経症があります。心身ともに、健康第一。ストレスは、吐き出さなければ心も身体も失います。その場から、さっさと立ち去るのも最善策かもしれません。

【2】治療と戦っている方々へ

お金は健康になれば何とでもなるけれど、今の自分が健康になること。病気を受け入れて向き合って治療していかなければ、前向きな自分にはなれません。だから、しっかり休養をとって心も身体も休めてみてください。自分を大切にしてください。

始まりも、終わりも明確なものが無いのが「ストレス障害」です。人に伝わりにくい病気・症状で、人に伝えにくい病気・症状ですよね。でも、前向きに受け入れられる時はきっとあります。楽しいと思えることを探すことができるようになります。私の闘病生活が参考になってくれたらと願っています。

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