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35歳以上の高齢出産の人がかかりやすい、妊娠糖尿病。ただでさえ妊娠すると太りやすくなるのに、体重管理と血糖値コントロールに苦しみます。悪化すると胎児にも影響を及ぼすため、臨月の妊婦なのに私は出産1週間前までプールで泳ぐことになるのです。

<プロフィール情報>

【ペンネーム】ゆり

【年齢(性別)】38歳

【発症年齢】36歳

【治療期間】6ヶ月

【治療状況】完治

【出身】茨城県

【職業】在宅ワーク

1)妊娠糖尿病とは?糖尿病と無縁でもなりうる病気

【1】仕事を続けながらの妊婦生活

当時私は妊娠し大きくなってきたお腹を抱えながら、忙しい部署で事務の仕事に追われていました。数年前に結婚した夫と二人、アパートで暮らしていました。36歳にして初めての妊娠でした。

【2】不規則な生活スタイル

夫がバスの運転手をしていて、とても不規則な生活でした。朝は早い時は3時半起きで、お弁当を作って夫を送り出し自分も家事などを済ませ仕事に出かけます。フルタイムでの仕事が終わると、夜遅くに帰ることが多い夫の帰りを待って晩御飯を出したりしてから、眠る準備に入るという生活でした。妊婦でなくともハードな生活スタイルだったと思います。

【3】妊娠糖尿病になった原因

(1)両親が糖尿病であること
(2)食べつわりによる間食ぐせ
(3)「妊婦は二人分食べなくてはいけない」という姑の考えにより休日は外食ざんまいだったこと
(4)外食や食べつわりにより体重が増加したこと

体重計に乗る女性

2)急激な体重増加から異常が出始める

【1】 妊娠6ヶ月で10キロ増加

体重が急激に増え、妊娠6ヶ月の時点で10キロも増えてしまいました。標準体型のママで、約7~12kgくらいが体重増加の目安になります。出産まで4ヶ月、胎児が大きくなるにつれ体重もまだまだ増えて行きます。この時点での10キロ増加は、非常にまずい状態でした。またこの頃、尿の検査結果で異常が出始めます。

【2】 妊娠糖尿病の症状

尿糖で頻繁に陽性が出ることぐらいで、自覚症状はあまりありません。しかし血糖値を食前食後計6回測るのですが、かなりの食事制限をしていて、運動も妊娠前よりやっているのにもかかわらずちょっとしたことで標準値をすぐオーバーしてしまうこともあり、非常に血糖値コントロールには苦しみました。血糖値を維持するために臨月になっても大きなお腹を抱え、週4回スポーツクラブに通い、出産する1週間前までプールで泳いでいました。

【3】まずは毎日の血糖値を記録することから

まずは1週間の食前食後の血糖値を、自分の指に針を刺し血を出して、専用の計測器で測ります。その数値を記録していき、先生に診てもらいます。そこで食事コントロールで様子を見るのか、インスリンを使うべきなのか判断してもらいました。

3)ぶどう糖負荷試験検査とインスリン注射での治療

【1】 なにかと安心な総合病院

私は無痛分娩を希望していたため、無痛分娩を行っている病院を探していました。たまたまその病院は総合病院だったのでそこの糖尿病専門の科で診てもらうことになりました。総合病院だと産婦人科も糖尿病科もあるので、あちこち行かなくても1件の病院で済むため、便利で安心です。

【2】 ぶどう糖負荷試験で異常が見つかる

尿検査で異常が出始めた頃、妊娠糖尿病の疑いがあるということで血糖値を測り、ぶどう糖負荷試験を行いました。空腹時の血糖値とともに、一定量のブドウ糖水溶液を飲み、その結果、血糖値がどのように推移するかをみて判定をします。私は妊娠糖尿病になっていました。

【3】まずは食事の見直しから

まず栄養士による栄養指導が数回ありました。控えなくてはいけない食べ物や飲み物、多く取った方がいい食べ物などを教えてもらい今の食事がどのようになっているのかをカウンセリングされます。その後は1日6回食前食後の血糖値を自分で測り始めましたが、数値があまり良くなかったので、出産1ヶ月前くらいには食事の時に毎回、少量のインスリンを自分で注射していました。

【4】効果の出たインスリン注射での治療

運動を増やして食事を減らしても、異常に上がる血糖値をもうどうすることもできませんでした。そこでインスリン注射を始めたところ、数値が安定していったのです。

先生は大丈夫だと言っていましたが胎児がお腹の中にいるのに、薬を注射する行為が最初は不安でした。しかしインスリンのおかげで、限界にきていた食事制限から救われました。

妊娠中の入院 不安な女性

4)出産までの血糖値との闘いと不安な入院生活

【1】 月に2回の通院生活

2週間に1回ほど通院していました。通院内容は血糖値を測り記録したものを、先生にチェックしてもらい、アドバイスをしてもらったりしていました。

その時に注射針とインスリンなどももらいに行っていました。つわりのひどい時期や大きなお腹を抱えての、車を運転しての通院は大変でした。

【2】 不安な入院生活

無痛分娩を希望していたので、出産1週間前にから入院したのですが、食事は非常に味気ないもので血糖値も1日6回測って数値を調べていました。無事出産を終えることができるのか、子供は元気な体で産まれてくるのかと毎日不安でした。

【3】治療中辛かった食事制限

妊娠糖尿病になり、一番辛かったのは食事制限です。以前はご飯は茶碗1杯分普通に食べていたのに、血糖値が上がるのが恐ろしくて、3口くらいしか食べていませんでした。大好きな甘い物も出産前は1ヶ月断ちました。妊娠糖尿病になると最悪赤ちゃんが死ぬこともあると言われ、子供の命が最優先でした。

【4】妊娠糖尿病になり後悔したこと

高齢出産では、妊婦だから2人分食べて大丈夫、なんてことは大間違いです。夫の親に毎週のように外食に連れて行かれましたが、太りやすい妊娠中に味の濃い物や脂っこい物を、頻繁に食べることはよろしくありません。外食の多かったこの時期に、体重は急激に増えていました。

高齢出産になればなるほど、食事には気を付けていかなければならないと思います。妊娠糖尿病になってからは、私は夫の親の誘いを全て断りました。付き合いが悪いと言われようと、子供を守るため必死でした。

【5】治療後注意すべきこと

私の場合、出産すると間もなく血糖値は標準に戻りました。しかし将来糖尿病になる危険があるらしく、気を抜いてはいけません。定期的に検査は受けてくださいと先生には言われました。糖尿病の恐ろしさは両親を見ていて知っているので、病気が落ち着いても、食事には気を付けるようになりました。

5)夫なりの心づかい

【1】家族の支え

大きなお腹を抱えて毎日ウオーキングに出かける私を心配して、夫はウオーキングに付き合ってくれたりしていました。その時に産まれてくる子供の話なんかをしながら、二人で歩くのが楽しかったです。

新生児と若い母親

6)闘病生活を経て感じていること

【1】現在は健康的な生活を心がけて

現在はとても健康です。今のところ糖尿病の心配はありません。甘い物はなるべく控えてはいますが、食事も普通の量を食べています。治療中に得た知識を活用して、バランスの良い食事を心がけ運動もしています。

【2】闘病生活を振り返って

大きなお腹を抱えての、食事制限や体重コントロールは非常に大変でした。けれども無事何事もなく、息子は元気に産まれてきてくれて本当に良かったと思っています。

【3】妊娠糖尿病に苦しんでいる人へ伝えたいこと

妊娠糖尿病になってしまうと、大変な思いを沢山することもあると思いますが、無事子供が産まれてくれさえすれば、そんな苦労など忘れてしまいます。赤ちゃんは本当に可愛くて愛しいものです。決して病気に負けない、強い心を持ってほしいと思います。

まとめ

・高齢出産の場合は食事には本当に気を使うこと

・妊婦も適度な運動も大切

・もう少しで可愛い赤ちゃんに会えます、強い気持ちを持ちましょう

・辛い食事制限に疲れたら、リフレッシュも大切

・スポーツなどで他の妊婦さんと交流を持ちストレスを発散する

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