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私は左膝の靭帯が切れて断裂してしまったことで、部活でのプレーヤー復帰を諦めるしかありませんでした。

諦めるまでの半年間、諦めた後の2年間をどう過ごしたのかを伝えることで、この記事を読んだ方の役に立てたらと思います。

前十字靭帯損傷!靭帯が切れる怪我から1年のリハビリ経験談

<プロフィール情報>

【ペンネーム】さむてぃー

【年齢】23歳(女性)

【出身】東京都

【肩書き】大学生

1)怪我当時の生活の状況とは?

わりと勉強が大変な大学だったので、勉強など学業をメインに、部活は平日2日朝練と、土日の半日練をしていました。怪我した当初はバイトをやっていませんでした。

バレーボールで突き指をしたり捻挫をしたり…程度の怪我しかしたことはなかったので、前十字靭帯のここまで大きな怪我は初めてでした。

2)左膝の前十字靭帯の怪我はどのように起こってしまった?

【1】怪我のしたのは大学2年の試合中

怪我をしたのは大学2年生の秋ごろなので、約3年前となります。丁度その日の試合では、流れが悪くなったのを見かねて、コーチが私を抜擢してくれました。今思えば、いきなりの抜擢にとても緊張していたのが、怪我の原因のひとつだったのかもしれません。

いつも練習しているグラウンドは土なのですが、その日に限って会場が人工芝で、いつもよりスパイクがひっかかりやすかったのです。試合中に相手にフェイクをかけられ、左足で思いっきり踏み込んだところ、変な方向に膝が回ってしまった状態で転んでしまいました。

【2】「やってしまった」と瞬間に気付いた

いつもは怪我をしても、アドレナリンの力を借りて痛みを我慢してでも動いていたのですが、その時ばかりは一瞬でやってしまった・・と悟りました。今思えばブチッというような音が聞こえたような気もします。痛みよりもとにかく試合の邪魔にならないことしか考えられず、ベンチに連れていかれた後も、痛みよりも試合が気になってそれどころではありませんでした。

【3】すぐにアイシングで処置を

怪我当初は激痛が走りました。最初は膝を捻挫してしまったのかと思ったのですが、倒れこんだ後、どんなに力を入れても立ち上がることができず、試合を中断してマネージャーにベンチまで引っ張ってもらいました。落ち着いてから膝を見ると、かなり腫れていました。

試合中だったのでとりあえず最後までベンチで観戦しました。グラウンドに寝っ転がった状態になり、血がたまらないように足を高くあげ、氷で冷やしながら30~40分ほどはそうしていたと思います。試合が終わってからは、すぐにそばにある病院に車で連れていってもらいました。

病院の廊下

3)前十字靭帯の怪我への治療方法とは?

【1】整形外科の先生から病院を紹介

その場ですぐに行った病院は一番近かったのでそこにしました。そのあとしばらく通った病院は一人暮らしの家から近く、かつ先輩方の中で評判がよさそうな整形外科の病院にしました。手術した病院は、通っていた整形外科の先生に紹介していただいた病院にしました。

手術をする病院を選ぶなら、痛み止めが錠剤だけではなく、自分でボタンを押すだけで自動で点滴に注入してくれる装置があるところがいいと思います。

【2】MRI・X線検査で怪我の状況を把握

靭帯が切れたかどうかは画像診断でしか判断できないので、MRIやX線などの検査を受けました。血液検査などはなく、触診くらいで済みました。

その場では冷やしたり、すこし時間が経ってからは膝の中にたまってしまう水を注射器で抜いたりなどしていただきました。痛み止めの錠剤も出ました。

4)毎日の生活の過ごし方の変化とは?

怪我をしたときは一人暮らしをしていたので、友達に荷物を持ってもらったりなど手伝ってもらって、松葉杖でもなんとか帰宅できました。松葉杖生活の最初の頃と、入院前後は母に手伝ってもらいました。

【1】一番大変だったのはお風呂

大学に通ったりなどの移動は、松葉杖を使った経験もあったのでそこまで苦労しませんでした。ただ雨の日は松葉杖をついていて傘をさせないので、近くてもタクシーを使いました。ご飯も作れなくはないですが、コンビニで大抵のものはそろいますし、友達におつかいを頼んだりして乗り越えました。

一番大変なのはお風呂だったので足を絶対に動かさないようにして入っていました。固定している包帯などが濡れないようにラップでぐるぐるまきにして、絶対に動かさないように片足で立ちながらシャワーを浴びていました。怪我してすぐの頃はそれどころではなかったので入らない日もあるのも、仕方ないと思います。

【2】数週間で少しずつ楽に

最初の頃は少し動かすだけでも痛かった記憶があります。数週間で治ってきた気がしますが、治っていない状態で無理な動きをすると、膝の関節が外れるような(ズレるような)、不思議な感覚とともに激痛が走りますので、治りかけに無理は禁物です。

転倒の危険があるのでアルコールは厳禁です。少なくとも怪我してから松葉杖がとれるまでの数週間、手術してから松葉杖がとれるまでの数か月は絶対に禁止です。松葉杖がとれてからは、もともとお酒に強いこともあり、少量なら飲んでいました。

【3】医師から勧められた生活習慣で気をつけた3つのこと

・筋トレをすること

怪我が治ってからは絶対に筋肉量が落ちているので、徐々に戻すための筋トレを勧められました。

・リハビリに通うこと

怪我が治ってからと、手術して安定してからは必ずリハビリをして元の状態に戻すように言われました。

・決して無理をしないこと

どうしても動けそうな治りかけの時期が必ず来ますが、絶対に絶対に動かないでほしいです。調子にのって動いて更に傷めたり悪化させてしまったので

松葉杖

5)手術内容とリハビリ方法について

【1】筋肉を移植する手術

靭帯が完全に切れて消滅してしまったので、「右の太ももの太い筋肉をとってきて、左ひざの靭帯の代わりにする」という手術でした。膝にはボルトを通し、トンネルのようにその中を通すことで靭帯の代わりになるものを設置していたと思います。

手術の前日〜三日前には入院をし始めて、前日からは絶食で夜は水分摂取もダメでした。当日は手術前にオペ用の服に着替えて、点滴をつけたまま手術室へ運ばれました。手術後は麻酔が効いていて記憶があいまいなのですが、気が付いたら病室に戻っていて、うつらうつらしていました。

【2】入院期間は?

わたしは一刻も早く部活に戻りたかったので、最短の2週間で退院しました。本来ならばそのまま入院してリハビリを続けた方がいいらしいのですが、その時ははやく退院したかったので松葉杖でそのまま退院しました。

【3】膝の可動域を戻すためのトレーニング

週に2~3日、大学の講義や部活の合間をぬって通いました。リハビリ内容は、入院していた時は足が動き方を忘れてしまっているので、大きな装置を使って曲げたり、伸ばしたりして動き方を思い出させたりしました。膝の可動域をもとに戻すために、曲げ伸ばし運動を行っていました。少しよくなってきてからは、筋力を元に戻すための筋トレも加わりました。

筋トレは正直さぼってしまったのですが、膝の曲げ伸ばし運動はしっかりやった方がいいです。手術後はびっくりするくらいに膝が動かせないので、これをさぼるとおそらくスポーツができなくなるのではと思います。

【4】サポーター・装具の使用は?

装具は、かなり大きくてごついので、少し重いですが筋トレの一環だと思って乗り越えました。どこまで曲げられるかを制限できる装具になっているので、日常生活でつい曲げてしまって激痛が走る、ということを減らしてくれますが、ベルトの部分を肌に直接つけると汗でかゆくなるので、包帯の上からやズボンの上からの方がいいと思います。

【5】手術後1年で大きく回復に

再断裂しやすいと言われているので正直かなり怖いです。手術後の痛みがかなり強かったので、もう一度手術になるくらいなら今はおとなしくしておこうと思っています。ただ、装具をつけた状態で試合に出ている人もたくさん見かけますし、復帰しようと思えばできる程度の怪我なのだとは思います。

後遺症としては、いまも若干痛みが残っているので、長時間正座できなかったり、雨の日には傷んだり、長時間歩くと傷んできたりします。最初は正座すらできないような状態だったので、そこから比べれば約1年くらいでここまで戻ったと思います。

6)手術後1年で回復!後遺症の状況は?

【1】すこし”しびれる”こともある

完治は基本的に医師からは「1年」くらい、と言われていました。プレーヤーとしての復帰はあきらめたので何とも言えませんが、日常生活レベルなら早くて1年かからないくらいでしょう。基本的な日常生活では痛みはまったくありません。ただ雨が降る日に膝が痛んだりすることはあります。

手術直後に左足の土踏まずから上に10cmくらいの部分が、ピリピリとしびれることがありました。今でもごくたまになることはありますが、感覚がなくなるというほどひどいものでもないため、気にしないようにしています。

【2】思い切り運動することは難しい

サポーターをすれば軽い運動はすることはできますし、スポッチャに遊びに行ったりすることもできました。ただ膝の関節が外れないように抑える役割の靭帯だったため、横にふれるような動きがあるサッカーやテニスなどのスポーツは厳しいです。

バレーボールのようなジャンプや屈伸運動なら多少気にしながらにはなりますが、やっています。

7)これから膝の治療・リハビリに励んでいく方へ

リハビリはものすごく痛みをともなったりするようなつらいものではありません。ですが、今私の膝が痛むのはリハビリをさぼったせいだと思えてなりません。是非しっかりリハビリして完治させてほしいと思います。治りかけが一番調子にのって動いたりしやすい危ない時期なので、気をつけて過ごしてください。

完治までには1年くらいと少し長くかかりますが、しっかり治して復帰している人も多い怪我のひとつです。若い人には靭帯が損傷した後、自然治癒するケースもあるそうなので、様子を見てみるのも手だと思います。

お金が工面できる方は、手術を行えば、手術をしない状態よりも確実に動けるようになると思います。経験者の私としては、元通りとまではいかなくても、しっかりと手術に踏み切ってリハビリを行っていくのが良い治療方法だと思っています。

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