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この体験談では、「骨折とはどの部分であっても辛く、生活に大きな支障を及ぼす重大な怪我である」ということをお伝えします。記事を読んでいただいて、日々の生活の中でも、起こりうることに気をつけて毎日を過ごして頂ければと思います。

<執筆者情報>

【ニックネーム】はちべえ

【年齢】34歳(女性)

【出身】福島県

【肩書き】パート

1)怪我の発症はスノーボードでの転倒

【1】怪我の発症は12年前

私が尾てい骨を骨折したのは22歳の頃です。12年が経過しました。当時私がお付き合いをしていた彼がスノーボードに夢中で、私もやらないかと誘われたのです。

スノーボードの経験はありませんでしたが、興味もありましたし、スキーが出来れば大丈夫だからと言われて一緒に行くようになりました。しかしちっとも上手く出来ません。教えてはもらうものの、転んでばかりいました。

それでも少しは上達し、ゲレンデの上から滑るようになっていきました。それでも相変わらず転ぶことが多かったのですが。今思うと本当に上手な人から教えてもらえば良かったのかもしれません。彼は言いました。『転ぶときはお尻から転べ』と。

【2】救急車で病院へ

16時頃まで滑っていたのですが、夕方になりだんだん冷えてきて雪質が硬くなってきていました。「もう寒いし上がろう」「じゃあ最後滑って下りよう」と話して、一人で滑り下りましたが、アイスバーンに足を取られて思いっきり転んでしまったのです。

あ~またやっちゃった…と思って起き上がろうとしました。しかし起きようとしても起き上がれません。激痛が走って起きたくても起き上がれないのです。なかなか下りてこない私を心配して見に来た彼が、レスキューを呼んでくれて、スノーモービルで救護室に運ばれました。その後容態は悪化し、救急車で病院に運ばれました。

到着後、レントゲンを撮ってもらい、医師がフィルムを持って私に見せながら一言、「尾てい骨、折れてますね。あのねここが曲がってるんですよ」と見せてもらったお尻の一番下の骨が、くの字に曲がっていました。

2)尾てい骨骨折への治療方法は「自然療法」?

【1】対処方法として痛み止め注射を

スキー場で怪我をしたのですが、仰向けに寝た状態から、起き上がれない・動けないということで現地から救急車で病院に搬送されました。固定が出来ないので、痛み止めの注射を打ってもらって、状態が落ち着いてから帰宅しました。

【2治療法方法とは?

尾てい骨という場所は、腕や足と違ってギプスなどで固定が出来ない場所なので、対処療法以外、治療のしようがありませんでした。なのでそのまま自然放置していました。幸い手術や入院は必要ありませんでした。

【3】激痛で眠れないことも

リハビリの必要は特にありませんでした。痛み止めの内服薬・座薬・便を柔らかくする薬をひたすら貰っていました。痛みで眠れなかったので、怪我をした初めの頃は睡眠薬も貰っていました。日常生活で一番辛いのがトイレでした。腰の上げ下ろしだけでもかなり辛いのに、便が出る時に更なる激痛が走ってまともに用を足せなかったです。痛みがましになるまでは、固い便にならないように薬を飲んでいました。

職場では「腕や足だったら仕事にならないからクビだったよ~!尾てい骨でよかったね~!」とキツいお言葉を頂きました。ほとんどデスクワークでしたので、座席に円座クッションを敷いて、動くときはゆっくり動きながら仕事をこなしました。

【4】とにかく安静が第一

起きてから寝るまで、常にじんじんと痛みを感じていました。座ると全体重がお尻にかかり、それだけで圧痛なのですが、とにかく腰の上げ下ろしの度に激しい痛みを生じて辛かったです。一人暮らしなのをいいことに、家では痛くない体勢を確保したらほとんど動きませんでした。

とにかく安静にして、自然に治るのを待つしかなかったです。医師からも安静にするように言われていたので、仕事以外は外出せず、ほとんど家にいました。歩くのもお尻に響いて痛むので、買い物は職場の帰りにさっと済ませていました。

病院の廊下

3)怪我の治療費用とは?

検査はレントゲンを一回撮ったくらいで済みました。深夜受診したので5千円くらいだったと思います。通院は「3ヶ月」程度通いました。初めは経過観察で1週間に1回くらい、2回程通ったでしょうか。そこから2週間に1回ずつ、薬をもらうだけでしたが毎回2千円くらいかかっていました。

4)後遺症の坐骨神経痛との付き合い

【1】12年経過しても骨は戻っていない

私の尾てい骨は12年経過してもいまだに曲がったままです。怪我した当初医師に聞きましたが「曲がったものは治せない」と言われました。ちなみに曲がっているのは手で確認できます。

ヒビが入るだけでも骨折というそうなので、軽度の場合は、私のようなケースでここまで残る坐骨神経痛まで至らないと思います。

【2】予後は自分に合った対処方法を

整形外科では何もせず、整体に行きましたが一時的に楽になるだけでした。坐骨神経痛に対しての根治治療は、例えば椎間板ヘルニアなど原因がはっきりしていて根治治療が可能なものに関しては、何らかの治療が望めるかと思います。しかし骨折で今でも骨が曲がっているとなると、完全に取れるのは難しいと考えています。それでも整体で施術を受けると楽になるので、自分に合った対処法を探すことが大事だと思います。

5)尾てい骨骨折を経験していま想うこと

【1】どんな骨も体で大切な部分

骨折するまで私は、「尾てい骨なんてお尻の下の下、全然目立たなくて大した骨じゃない」と思っていました。なんなら折っても大したことない場所で、腕や足の骨折のほうが大変な怪我だと思っていたのです。しかし実際怪我をしてみて、人体を構成しているパーツは大小問わず、どれが傷ついても大変な思いをするのだと身に染みて感じました。折っていい骨なんかありません。生活のどこかに間違いなく支障が出ます。

しかも器具で固定が出来ない分、体勢が安定することも楽な姿勢もないです。常に地味な痛みがあるのにも関わらず、体勢が変わると激しい痛みが走るので、安眠なんか出来ません。ただ時と痛みのピークが過ぎるのを待つのみです。とても辛いです。治療は「とにかく動かない」これしかありません。

【2】再発防止に努める

折ってしまったものは仕方ないので、安静に過ごし、痛み止めを使ってください。睡眠薬は敬遠される方もいるかもしれませんが、眠ることは回復への一歩です。癖になることもありませんので、使えるものは使いましょう。そして2度と同じことが起こらないように再発防止に努めましょう。

私は怪我以来、一切スノーボードはしていません。スキーやスケートも避けています。一つショックだったのが、「坐骨神経痛」は一生残ると言われたことです。それを裏付けるかのように、太ももから足の先まで常に違和感があります。以前に比べて足がしびれやすくなったし、腰痛もひどい気がします。折っていい骨はない。これが私がこの怪我から学んだ教訓です。

まとめ

【1】尾てい骨骨折は固定が出来ず、特別な治療もなく、自然治癒を待つ怪我である

【2】尾てい骨骨折は日常生活に多大な影響を及ぼす大きな怪我である

【3】骨折の際、入院やリハビリが不要なケースがほとんどである

【4】尾てい骨骨折は寝ている最中以外は常に痛みを伴う怪我である

【5】後遺症の坐骨神経痛とは一生向き合って行く必要があるもの

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