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親知らずの痛みで悩まされる方はたくさんいると思います。親知らずの痛みはどんな方にでも起こりうる症状です。また、私のように痛みではなく、歯並びに悩みを持って親知らずを抜く方もいるでしょう。このコラムでは、親知らずを抜くまでの過程をお伝えできればと思います。

<プロフィール情報>

【ペンネーム】ちょこ

【年齢(性別)】女

【発症年齢】21

【出身】愛知県

【職業】会社員

1)「親知らずの抜歯」とは?

親知らずとは、奥歯に生えてくる臼歯のことで、10代から20代の間に、顎の成長によって生えてくる歯です。生え方はひとそれぞれで、完全に埋まっていたり斜めに生えてきたりします。その結果、隣の歯に影響が起きて痛みが現れるのが原因です。

2)なぜ親知らずに気付いたか?

私が親知らずの存在に気が付いたのは、痛みが原因ではありません。私は小さい頃から歯並びがとても悪く、いつか強制したいと思っていました。ある時、矯正のための資金もたまったので地域の歯医者に相談に行ったとき、レントゲンをとってみると、上下左右の奥歯で歯茎のなかに大きな歯が4本埋まっていることを見つけました。

この4本の歯は今自分が見えている奥歯に、親知らずの歯の頭が丁度水平垂直に当たるような向きで生えていました。このタイプを水平埋没タイプといいます。矯正手術を行う際に親知らずのせいで歯と歯の間に余裕がなく、歯並びを治せないということと、将来的に高確率で親知らずが痛くなるということを知らされました。ではなぜこのような生え方になっていたのでしょう。歯科医師に聞いたところ、歯並びもそうですが、下記が原因ではないかと言われました。

(1)あごが小さい

(2)頬杖をつきがち

(3)歯ぎしり・食いしばりをしてしまう

このようなことが原因で歯並びが悪くなりますし、親知らずにも影響が出てきやすいとのことでした。私は全てあてはまりました。

3)手術の決意

【1】決意

親知らずの存在に気づいてからというもの、親知らずが痛かったという人の様々な経験を聞き、とても怖くなりすぐに抜くことになりました。私のような水平埋没タイプはとても難易度が高いらしく、地域の歯医者さんから腕の良い歯医者さんへ紹介状を書いてもらい、手術を受けることになりました。

【2】診察

紹介していただいた病院は愛知県犬山市にある大きな総合病院です。こちらでも同じようにレントゲンをとり現状の確認をし、カウンセリングを行いました。親知らずは一、二本抜く人がほとんどですが、私の場合は四本抜く必要があります。

一本ずつ抜くと、毎回麻酔手術する必要があるのと、仕事はあるし病院は家から遠く通院が簡単にできないということで、四本同時に親知らずを抜くことになりました。その場合、出血や副作用が心配されるということで、入院する必要があるということから、初診時に入院手続きまで済ませ、あとは手術を待つのみとなりました。

4)3時間の手術と入院生活

【1】手術の日

いよいよ手術の日、入院は1泊2日です。入院手続きを済ませ病棟で手術の時間が来るまでを過ごしました。そして電話で手術の連絡が来て、いよいよ手術をすることになります。実は虫歯等の歯のトラブルは一切なく、手術は初めてでとても緊張しました。

【2】手術内容

手術は歯医者さんでよく見るようなベットで行われます。まず最初に麻酔注射を親知らずが生えている歯茎4か所に打たれます。実際この注射が一番痛かったです。全身麻酔して欲しい程でした。その後は歯茎を切り、埋まっている親知らずを掘り出します。歯茎には神経が通っており、この神経を傷つけないように慎重に行われます。この時自分が何されているのかわかりませんでしたが、ずっと口を大きく開けていなければならなかったし、呼吸も苦しくて結構しんどかったです。付添いの看護婦さんがいなければ泣いていたかもしれません。

埋没していた歯が見えると、その歯を専用の器具でゴリゴリと削られます。どんな器具かはわかりませんがお医者さんは結構な力でゴリゴリと歯を削ります。機械ではなくアナログな感じで、穴を掘るような感覚でした。そこまで痛みはありませんが、削られている音と掘られている感覚でとても怖かったです。痛むときは手を挙げてくださいと言われるので、少しでも痛みを感じたら手を挙げて合図するようにしていました。全ての歯を抜き終わったあと、歯茎を縫合して完了です。この糸は自然に溶けるとのことですが、塗った直後は糸の感覚がありました。

【3】手術直後

手術は三時間くらいかかりました。術後は歩いて自分の病室まで戻ります。麻酔注射のせいて顔がパンパンに腫れますので、マスク必須です。終わるころには夜になっており、しばらくしたら夕食です。歯の縫合が取れてしまう可能性があるとのことで、比較的やわらかい食事が出されます。御粥とお味噌汁、柔らかく煮込まれた魚と野菜でした。麻酔が効いており口の感覚がなくて食べにくかったですが、美味しくいただきました。副作用の対策のため、病室では点滴で過ごし、夜中も看護婦さんが点滴の取り換えや様子見に来てくれました。

術後の痛みですが、奥歯あたりがじんじんと痛みます。手術直後にも痛み止めのロキソニンが処方されますが、三時間後くらいには効果が切れ、ナースコールでまたもらうことになりました。夜中も痛くなり、夜中にも処方してもらいました。丸一日は痛みや違和感があります。翌朝、異常がなければ退院となります。顔の腫れも若干おさまり、痛みもなかったため、朝にもう一度医師の診察を受け、ロキソニンと抗生剤を処方してもらい退院となりました。

料金ですが、親知らずの治療は保険が適用されます。入院も含めて二十万円ほどでした。入院無し、親知らずの本数が少なければそれ以下の金額になると思います。通院はその後一か月後の経過観察のみで完了です。1か月後には縫合した糸も溶け消え、痛みも完全になくなりました。経過良好ということで手術は無事完了です。

5)闘病生活を経て

親知らずの治療から一年半ほどたちました。もともと痛みはありませんでしたが、いつか来る親知らずの痛みを恐れる必要はありません。矯正治療を無事に始め、毎月綺麗な歯並びになれるように歯医者に通院しています。親知らずを抜くことは様々なメリットがあります。

【1】小顔になれる(個人差有)

【2】奥歯の虫歯になり難い

【3】矯正治療がしやすくなる

【4】親知らずの痛みに悩まされない 

みなさん目的はそれぞれだと思いますが、手術の方法は同じだと思います。私は親知らずの手術を経験して、医師とのカウンセリングはとても大事だと感じました。カウンセリングの際、手術の方法や順序を詳しく教えてもらっていたので、上記で紹介した手術内容も予想ができ、安心して受けることができました。

手術が始まってからでは遅いので、自分の不安要素は術前の診察で確実に解消しておくことが大切だと思います。親知らずの痛みは誰にでも起こりうる症状だと思います。このコラムを見て頂き、いざ痛みが出たらどのような治療が必要なのか、参考にしていただければと思います。

まとめ

【1】親知らずは誰にでも治療をする可能性がある症状

【2】場合によっては入院が必要となる可能性もある

【3】術前は医師との入念なカウンセリングが大事

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